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3月26日(土)3日目、震災より15日目 [Ishinomaki]

朝起きて、願いながらメールをチェックする。
来てる!
地球のちょうど裏側の南米ボリビアから、期待以上のものが返ってきていた。
彼はPC隊員のなかでも技術力の高さと知識の豊富さで皆から尊敬されている存在。
彼が調べてくれたのが、Batchgeoという、スプレッドシートのデータから自動的に地図上に目印をマッピングしてくれるWEBクラウドサービス。
さっそく運用を始めていたエクセルデータを利用して、地図を作成してみる。
この結果には興奮した。エクセルデータが用意されていれば、瞬時に地図を生成できてしまう。
いろいろ試し、どうやら物になりそうだと確信し、”P”のメンバーたちに提示する。
彼らもこれには興奮したようだった。

ちょうどsoftbankからi-pad10台の提供を受けたところだったので、現場の部隊にi-padを渡して活用しようと話が膨らんでいく。
ある程度形が見えてきたところで、この日は作業終了。

ちなみにボランティア活動をしているNPOの人々は死ぬほど働いている。
1週間以上風呂も入れず、まともな食事もできずに頑張っている。もちろん女子もである。
自分の団体のPRという側面もあるんだろうけど、まあたいしたものである。
今回、石巻市には大小さまざまなNPOが入っている。
 
 ・国際交流事業を展開している"ピースボート"
 ・競艇の売り上げで活動している"日本財団"
 ・小林武史×桜井和寿の"ap bank"。小林武史本人が石巻入りしていた。
 ・"青年海外協力隊OB会"。なんか恥ずかしくって声は掛けなかったが、頑張ってました。
 ・四万十川でカヌーツアーをやっている"四万十塾"
 ・たぶんキャンプ好きの集まり"キャンパー"
 ・カナダからきた医療チーム"CMAT"
 ・なんかようわからん"MAKE THE HEAVEN"
 ・NPOじゃないけど、たぶん建設会社の"○○組"

その他、20ほどの団体が、炊き出し、泥出し、物資運搬、医療などそれぞれの得意分野で活動していた。
キツい環境だけど、みんな活き活きと活動していた。

正直自分は大きな災害が身近に起きたことがなかったので、
災害に備えるということを全くしてこなかった。
今回の経験から、帰国後は今回一緒に動いた団体のいずれかに参加し、
常に災害が起きた場合に備えて活動ができる準備をしておきたいと思った。

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