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西表島でネイチャーガイドを始めました。 [love island]

青年海外協力隊に参加してから、気が付けば10年が経過していました。

キリバスから帰国後、農業を志すも断念。

西表島でネイチャーガイドとして働いていました。

そして、思うところあって2020年7月に独立開業しました。

PUMEHANA adventures」というショップで、カヤックやトレッキングで西表島の大自然をガイドしています。

キリバスで学んだ自然と共存して生きる知恵や工夫をツアーに取り入れ、地球と共に生きる道を探る冒険を提供しています。

西表島を訪れる機会がありましたら、ぜひ遊びに来てくださいね!

【PUMEHANA adventures】

https://pumehana-iriomote.jp/
0980-87-9860
沖縄県八重山郡竹富町上原10-75 フルーツアイランドハイツC-1

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「エネルギー・環境 に関する選択肢 」に対するパブリックコメント [the world]

2012年8月5日、政府にパブリックコメントを提出しました。
コピーをそのままブログに掲載します。

【概要】(100文字以内)

ゼロシナリオを選択します。
イノチの問題はアタマで考えるのでなくココロとカラダで感じましょう。
原発事故はまた必ず起きる。想定外は防げない。
自然と調和し世界から尊敬される日本を目指そう!

【本文】(2500文字以内)
 福島第一原発事故で避難生活を強いられ亡くなった方々、いまもなお厳しい避難生活を強いられている16万人以上の方々、本当にごめんなさい。僕たちは犠牲となっている彼らのことを第一に考えて行動していくべきです。

 1960年代から2011年3月11日まで、日本国は原子力を基幹電源とするエネルギー選択をしてきました。これは国民の総意であり、経済的・物質的豊かさを手に入れるための選択であったと思います。みんなで”安全神話”というお伽話を信じるふりをすることで、我々は望んだ豊かさを手に入れてきたのです。
 しかし、福島第一原発事故が起こり、やっぱり安全神話はお伽話だったんだということにみんな気が付きました。だから今、多くの日本人が原発の危うさを感じ、脱原発を叫んでいるのです。

 脱原発はエモーショナルだと批判されることがあります。なぜそれがいけないのでしょうか?これはイノチの問題です。僕たちはアタマで考えるのでなく、ココロとカラダで感じているのです。Don’t think, Just feel.です。
 人間は地球という素晴らしい星に生命を宿らせてもらい、脈々といのちを繋いでいるのです。地球人は地球と共生し、全ての生命体と調和して生きていくことがなによりも大切なことなのです。日本国の短期的な経済的損得とはまるで次元が違うことなのです。

 原発事故は、また必ず起こります。明日かもしれないし、3年後かもしれないし、100年後かもしれない。でも必ず起こります。ヒューマンエラー、大地震、テロ、etc。キング・ギドラが来襲するかもしれない。ファクターは無限です。その全てを想定して対策をとることができますか?必ず「想定外」な事象は発生します。
 その「想定外」が起きた場合に文字通り取り返しのつかないダメージを受けることになる。これが今回我々が学んだことなのです。誰もそのリスクを引き受けることなんて出来ないのです。

 原発が無くなれば経済的に苦しくなるから事故は怖いけど原発に依存して生きていきたいという気持ちもわかります。でも、福島第一原発事故が起きる前から既に日本の経済はかつての栄光を取り戻すことができない状態に傾いていたのです。グローバリゼーションの流れは誰にも止められないのです。もし脱原発ということになれば、その傾きは角度を多少増すでしょう。
 でも、これはチャンスです。物質的豊かさを重視してきた成長期から、精神的豊かさを重視する成熟期へのパラダイム・シフトのチャンスです。
 恐れなくても大丈夫です。僕は日本人は世界一よく働き、知的で、調和を重視し、平和を重んじることができる国民だということを知っています。原発が止まったくらいで我々の暮らしは揺らぎません。自然エネルギー技術や環境技術、農業復興などで世界をリードしていくことができるはずです。そして、ちょっとずつ気持ちを切り替えていけば、もっと暮らしが楽しくなっていきます。

 政界・経済界の方々は高齢者が多いから、きっと次の世代に貧しい暮らしをさせたくないと頑張ってくれているのでしょう。でも大丈夫です。僕らはちゃんとこれからの世界がどうなっていくかをわかっていて、それに対応した生き方を知っています。
 いままでお疲れさまでした。そしていまは、僕たちの声に耳を傾けてください。アタマをからっぽにして、僕たちの声を聴いてください、そして感じてください。

もう、原発はいりません。

僕はゼロシナリオを選択します。

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わかめ漁@小淵浜 [Ishinomaki]

2012年3月22日-24日

3.11後、石巻は今回で3回目です。

2012年2月にめ組JAPANで一緒に活動していたジンくんが、
牡鹿半島の小渕浜というところでわかめ漁の手伝いをしていて人手が足りていないと聞き、
少しでも力になればと2泊3日の短期で参加してきました。

小渕浜はわかめやカキの養殖が盛んですが、
津波で家・船・養殖イカダ・加工場などほとんどが流されてしまいました・・・。

しかし、2012年のワカメ出荷を目指してさまざまNPOなどが支援し、
夏の間に養殖イカダを設置することができ、
家や加工場、港で使うボイラーやフォークリフトなども準備が進み、
3月から始まる収穫に入ることができています!!

IMG_0393.jpg
港から船で10分ほど沖合にわかめのイカダがたくさん浮いています。

ワカメを出荷するためには意外と多くの工程が必要です。

まずは収穫から!

こちら素人ですが、
親方「船酔い大丈夫?」
僕「大丈夫です!」
親方「じゃあ船乗ろうか」

といきなり船に乗せられました[あせあせ(飛び散る汗)]

漁場に着くと、養殖ロープの端についている浮きを拾い上げ、船のウインチにくくりつけてどんどんロープを巻きあげていきます。
ロープにはびっしりと大きく育ったわかめが付いています[exclamation×2]

IMG_0387.jpg

親方がナイフでロープからわかめを外していきます。
僕はそのわかめを拾ってタンク(バスタブみたいな入れ物)に入れていきます。

1個のタンクが約1tで、1回の漁で4タンク4tを収穫します。
これを1日2回出漁します。

ものすごいハードな仕事でした。

3月下旬と言っても東北の海はまだ寒い[バッド(下向き矢印)]
なんといっても朝5時半からだし。

ダイビングで船は慣れているとはいえ、もちろん漁は初体験なわけで。
揺れて足場も悪いし、ウインチでロープを張ってるので潮で流されるとロープが襲ってくるし。
陸では温厚な親方ですが、海にでると豹変し、何度も怒鳴られました[たらーっ(汗)]
安全を確保するために、常にエンジンがかかってうるさい船上で素早く指示するためには怒鳴るのが一番いいんですね~。浜の男たちが口荒い理由がわかりました[ひらめき]

漁が終わると浜での作業が始まります。

IMG_0384.jpg

①ボイラーで沸かした水槽(やはりバスタブくらいの大きさ)にワカメを入れ、湯通しする。
②水洗いする。
③米袋くらいの大きさのネットに詰めて口を固くしばる。
④コンクリートの重しを乗せて水を切る。

これまたハードワークです。
水を吸ったわかめはとても重く、どんどん握力が奪われていきます。

ここからは加工場での調整作業。

⑤洗濯機のバケモノみたいな機械で塩を加えながら洗う。
⑥水を切る。
⑦出荷できる大きさにカット・選別する。

だいたいこんな感じです。


それとは別に、メカブの調整作業もします。

なんと!メカブはわかめの茎の根元のほうについているビラビラです!
あれ?知ってた?
僕は知りませんでした。。。

IMG_0388.jpg

専用のナイフを使って茎からビラビラを削いでいきます。
この作業は比較的軽く、女子も参加していました[るんるん]

今回のお手伝いさんたちは20前後の若い子が多かったです。
理由を聞くとみんな「何か支援したいと思っていろいろ探していて」という感じ。
そしてSNSで募集情報を知り遠方からやってくるのです。
みんな本当に素敵な方々でした[ぴかぴか(新しい)]

たった2日間だったけど、体力をかなり消耗したなぁ。
海の仕事はホント大変です。
非力な僕にはちょっと向いてないなと思い知らされました。
海の男たち、すごいです。

夜は3.11直後に石巻ボランティアセンターで一緒に避難所マップを作る仕事をしたよーすけくんと再会しました!
あのときはお互いのことを話す余裕がほとんどなかったのですが、何か感じるところがあって、
帰国したらぜひまた会いたいと思っていてようやく実現しました[わーい(嬉しい顔)]

あれから1年、震災や原発事故で気持ちや考えの揺れがあったようですが、
いまは家族と元気に前を見て暮らしているようで安心しました。

彼は石巻市に暮らすWEBアフェリエイター(自営)ですが、
農的な暮らしを志し、自然農を始めている半農半Xな男です。
そういうところにすごく共感。
しかも同じ大学卒業ということがわかり、これまたびっくり。

これから同じ方向で生きていくであろう頼もしい同志に出会えたことに感謝です。

もっと石巻でいろいろ動きたかったのですが、
翌日から西表島☆わくわくツアーが始まるので今回はこれで終わり。

また行くよ~。

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西表 day9 [西表]

2012年4月3日

西表島☆わくわく疎開ツアー9日目(最終日)

9日間の疎開ツアーももう最終日。

子供たちも、保護者たちも、スタッフたちも、もっと島にいたいという想いが強いのですが・・・。

きょうは1日で大移動します!

西表島→石垣島→那覇→羽田→福島

そして少しずつ、お別れをしていかなければなりません。

まずは毎日美味しいごはんを作ってくれた「海の家・南ぬ風」のおかみさんとみなさん。
芝生の庭や前の浜で子供も大人も最高に幸せな時間を過ごすことができました。
世界一Happyな宿だと思います!
ありがとうございました!

次は石垣島で空港⇔離島桟橋の移動を手伝ってくれた支援者のみなさん。
とても助かりました。
ありがとうございました!

那覇空港で奈良に戻る事務局スタッフのよっしーとお別れ。
おつかれさまでした!
またがんばろう!

羽田空港でケア・スタッフのまいまい、きょんきょんとお別れ。
スタッフそれぞれが持ち味を活かして、よいチームワークで動けたなと思います。
ありがとうございました!

そして僕は友部SAでバスを降り、みなさんとお別れをしました。
みんなと遊べてほんとに毎日楽しかったんよ、オレ。
ありがとう!
いっしょに、前を向いて歩いて行こう!!

保護者のみなさん。
いろいろお話しさせて頂いて嬉しかったです。
ありがとうございました!

そして子供たちを福島まで送り届けてくれた隊長のまーちゃん。
最高のツアーになりましたね。
おつかれさまでした!

IMG_0604.jpg
最後にみなさんからメッセージを頂きました。
僕の宝物です。



西表島☆わくわく疎開ツアーは、
福島の人たちを支援したいというまーちゃんの想い、
その想いに共感してサポートしてくださるみなさんの想いで実現します。

現在、6月6日から始まる第3回疎開ツアーを開催するための募金をお願いしています。
みなさまのほんのちょっとの暖かい気持ち、ご協力をお願いします。
ちょっとが集まれば、大きなちからになるんです!
下記ファンディング・サイトでプロジェクトの応援を呼びかけていますので、ご覧になってみてください。
https://readyfor.jp/projects/wakuwakutour



Love, Peace, and Free.

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西表 day8 [西表]

2012年4月2日

西表島☆わくわく疎開ツアー8日目

島で遊ぶのも今日が最後・・・。
みんな「もっと島にいたい!」と訴えてきます。

では最後の日も思いっきり遊ぼうじゃないか!
幻の滝を目指してジャングル・ツアーだ!

DSC02892.jpg
午前中は途中の浜で潮干狩り大会。

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誰が取ったアサリが一番大きいかな?

DSC02912.jpg
海からの贈り物は、今晩のお味噌汁で頂きます。

DSC02914.jpg
小雨交じりの天気で肌寒かったね。
それでも桟橋でお弁当を食べる元気な子供たち。

いよいよジャングルツアーに出発だ!
ボートでマングローブの川をのぼっていきます。

DSC02917.jpg
バスタオルにくるまってお昼寝中[眠い(睡眠)]

DSC02927.jpg
うっそうと茂るマングローブのなかをボートがゆっくり進んでいきます。
見たこともないような鳥や植物が新鮮でした。

ボートを降りて歩き始めます。

DSC02934.jpg
けもの道を進み、

DSC02947.jpg
せせらぎを渡り。

このコースはけっこうハードで、高学年以上を想定しましたが、
中学年の子供たちも「行きたい!!」ということでチャレンジです[パンチ]

僕はちょっと心配でしたが、さすが福島の子供たちはたくましい!
軽々と道なき道を進んでいきます。
正直、僕が着いてくのがしんどかったりして[ダッシュ(走り出すさま)]

DSC02957.jpg
そしてようやく幻の滝に到着!
テンションあがったなぁ[グッド(上向き矢印)]

帰りのボートはみんな無言で、子供たちもようやく遊び疲れたようです(笑)

DSC02966.jpg
最後の夜はお世話になった島のひとたちと交流会をしました。
子供たちは食べて、大人たちは飲んで[ビール]
宴が進むとまーちゃんの三線が始まり、みんな笑顔で踊りましたね。

今回参加した子供たちはみんな異なる地域から来ています。
保護者と一緒に参加した子、兄弟で参加した子、一人で参加した子。

もちろんみんな今回が初対面ですが、みんなホント仲良しになったなぁ。
大きな子は小さな子の面倒をよく見てくれたし、
男子も女子もいつも一緒にみんなで遊んでいました。

島の子供たちもよく遊んでくれました。
ありがとう。

明日帰るのか・・・。

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