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医者、アフガニスタンで水路を掘る [the world]

あれは確か1~2年前のこと。
テレビ(多分ニュース番組)で、強烈な映像を見た。

アフガニスタンの荒野で、白髪の日本人がアフガニスタン人と一緒に水路を掘っていた。
彼はそれをただ監督しているのではなく、先頭に立って掘っていた。
その姿には鬼気迫るものを感じた。
しかも彼は医者だという。
もともとは医療のためにアフガニスタンに入ったが、
いまは医療より水の確保のほうが重要だから、水路の建設に力を入れているそうだ。
井戸も1,000本以上掘ったらしい。

僕はモノゴゴロついたころから、世界の不公平さを感じてきた。
なんとかしたいと思っていた。
でも、自分に何が出来るだろうかという問いから前進することができずにいた。
そんな自分にとって、彼の姿はあまりにも強烈だった。
目の前の現実に対して、なんとかするんだという姿勢。
あの番組をみたから、一歩踏み出せたといっても過言ではない。

最近彼をインターネットで探してみた。
彼の名は、中村哲(医師)。
彼を支援しているNGOがペシャワール会

ペシャワール会のHPや彼の著書を読んでみた。
ますます彼が好きになった。
現代の日本で、数少ない「信頼できる大人」の一人だと思う。

僕は彼に会いたくなった。
そして、来週広島で講演会が行われることを知り、広島行きを決めた。
ヒロシマを一度は訪れたいとも思っていたので。

お好み焼きも楽しみです♪

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